黒部ルート見学会(序章1:見学会当選まで)

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「黒部ルート見学会」



 黒部ダム含めて見学できることを知ったのはおそらく20年以上前。ちょうど抽選による一般公開が開始されたことだと思う。


当時関西に在住していたが、都市伝説的な噂で、



「倍率が何十倍で当たることが困難」 
(始まったばかりで、応募が殺到した?)

「関西電力なので、地元富山県とか石川県在住の人には当たらない」
北陸3県は北陸電力管轄なことから)
「そもそも見学会そのものを実施しているの?」
自分の知人とその先含めて、行って来た情報を聞いたことがなかった)

などなど。当時はネットもなく、見学会の様子を知るすべがなく(雑誌等では紹介されていたかもしれないが)、自分の中では、長年見学会そのものが都市伝説的な扱いであった。
 状況が変わったのは2年前。転勤で北陸の某所に住んでいた所、20年来の酒飲み友人(女性)が、そのツアーに当たったから帰りに会おうという話であった。それまでこちらに住んでいながら見学会の事をすっかり忘れており、その話を聞いて思い出した次第であった。ただ残念ながらこの時点で当年の募集が終了しており、来年度へ持ち越しとなった。
 年が変わって2017年。今年は忘れずに応募するぞ!と意気込むものの、応募開始されていたことをすっかり忘れており、GW時点ですでに4回分の応募が終了していたorz。

※参考リンク先:関西電力北陸支社・黒部ルート見学会募集要項

 この見学会はハガキのみの応募で、定員超えの場合は抽選。とにかくどの日程でも良いから参加したいのであれば、希望コースは迷わず2)の「どちらでもよい」でとにかく抽選機会を増やすことが肝要である。重複応募はその時点で抽選から外されるので、重複応募にならないよう、希望日を記載。 さて初めての応募であったが、直近の倍率を見るとすでに4倍超え。
 気を取り直して、直近開催分から10点買いで、応募。

   自ずとハガキの枚数が10枚以上をいちいち手書きでは面倒なので、リンク先にあるエクセルを使用して、可能な限りエクセル上で記載して手書き箇所を省略。それを紙出力して貼り付け(ホントは直接印刷でも良かったが調整が面倒なので、こちらで対応した)。また宛先は、年賀ハガキソフトで一括印刷して出力。

 肝心のハガキは毎年年賀はがきの余りや失敗分で10枚程度があるため、それを官製はがきに交換してもらったもので準備した。

昨年度の倍率見るにとても当たる気がせず、まあ当たれば儲けものと思っていたところ、一週間後に一通の郵便物が届いた。

      !!!

まさか、直近の応募締切日であっさり当たるとは思いもよらなかった。ということで、次回は到着した書類の中身と、当日までの手続きを説明。

次章:黒部ルート見学会(序章2:当選から参加手続きまで)

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