交通系ICカードでどこまで行けるか(在来線編)

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前から、ICOCAのエリア拡大を公表しておりましたが、
正式に9月15日に利用開始とアナウンスされました。
これにより、在来線利用での交通系ICカード1枚での利用区間が伸びることになります。
そこで、想定される利用区間について検証してみました。
パターン1・・・最西端から最東端
南岩国→倉敷  運賃:3,350
倉敷→姫路   運賃:1,940
姫路→鶴橋   運賃:1,660
鶴橋→名古屋  運賃:2,360
名古屋→御殿場 運賃:4,750
御殿場→新宿駅 運賃:1,680
新宿→いわき  運賃:4,031円   

 合計19,771
ICOCAエリアは200km制限と跨ぎ制限があるため、岡山エリアで1回、京阪神エリアで1回ラッチを切ることが条件となります。関ヶ原と箱根超えはJRで超えられないので、近鉄線と小田急高速バスを利用することで超えることが可能です。
 以前は路線バス含め、交通系ICカードを利用しての姫路~岡山間を超える方法がなく、山陽エリアからは不可能でしたが、今回の拡大により可能となりました。
パターン2・・・最短運賃距離での最長利用区間
浜田駅→広島駅   運賃:3,030円   103km
広島→岡山     運賃:3,020円   161.3km
岡山→鶴橋     運賃:1,660円   180.7km
鶴橋→名古屋    運賃:2,360円   186.8km
名古屋→御殿場   運賃:4,750円   451.2km
御殿場→新宿駅   運賃:1,680円    97.4km
新宿→松本     運賃:3,996円   225.1km  1,405.5m

20,496円 
出雲市が遠いと思いきや、PASPY利用可能な広島~浜田線の高速バスがあり、西側の利用区間としてはこちらが最長となります。また東側はいわきに行くより、松本の方がわずかに距離がありました。
 今回の拡大により、利用可能区間が1,000kmを超えることとなります。
ざっと検証してみましたが、もし間違っていたらご指摘できれば幸いです。

 

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