※本編を読んで頂く方々へ
本文中の黄色表示の商品名並びにオレンジ色表示の製造元もしくは販売元は、それぞれ別ウィンドウにてリンク先が開かれます。
序章:指定席(個室寝台券)確保に向けて
「サンライズ出雲91号」「サンライズ出雲92号」
2015年12月の年末に初めて設定されて以来、多客期に数日の設定で運行されている臨時列車です。もともと定期列車で運行されている「サンライズ出雲」の利用率が高いことを受けて設定されたのですが、所要時間が15時間以上かかるにも関わらず一か月前の10時発売時点で満席になり、直前でもほぼ空席がでず(転売ヤーの放出はあるが)2025年現在でも非常に乗車のハードルが高い列車です。
自分が現在住んでいる場所と、運転日とがどうしてもかみ合わず長らく乗車機会が叶わなかったのですが、今回の帰省でちょうど乗車するタイミングがあり、何としても指定券の入手に全力を注ぐことになりました。
指定席発売日となる11月30日。窓口での10時打ちはできないので、スマフォで10時打ち。が、貧弱な回線と低スペックのスマフォでは太刀打ちできず、あえなく撃沈。やはりというか、本気で予約を取りに行くには光回線が大前提であることを認識。次の機会は手数料が発生する出発日の3日前からのキャンセル狙いでした。しかし、時間あるたびにe5489を除くも「×」。そんな状況で一つの可能性を見出しました。
運命の12月29日。自宅の光回線を引いている端末で入力ページを事前に準備し、ジャストの時間にEnterボタンを叩く。やはり光回線といえどもアクセス集中で重い。が、残席表示の画面に遷移すると、信じられない表示が。
「△印がある!!!」
発売日以降一度も拝むことのなかった「△表示」。逸る気持ちを抑えていたものの、喫煙者なのに焦って禁煙席を選択してかつ入力と確認に手間取ってしまい、競り負けて「予約できませんでした」の表示。
「あきらめたら、そこで終了ですよ」
ネットミーム的に語り継がれている、スラムダンクのこの言葉。ここで冷静さを取り戻し、すぐにページを戻して再入力するとシングルの喫煙席がまだ残っている!。自分は喫煙者なので最初から喫煙席を選べば良かったと思い、最初の座席判断ミスで取り損ねたら一生の後悔。それでも諦めずに入力しEnterボタンを押下しカード認証から予約処理画面へ遷移。心の中で「頼む、頼む、頼む・・・」と祈り続けて数十秒。
「予約が完了しました」
「っっをっしゃああああ!」。

席が確保されたときのブログ主の状況。(JR西日本電子マネーICOCA公式のsns投稿画像より加工)
いや~、まさかの乗車前日にシングルが確保できるとは思いませんでした。何事も諦めないことが大事と、今後同列車の指定確保の手段として非常に有意義な経験となりました。なお、再度リロードすると「×」表示。タッチの差で残席1か2の状況で競り勝ちました。やっぱり光回線最強だね。
第1章:食料の調達
今回乗車する「サンライズ出雲91号」は所要時間919分(15時間19分)である一方、松江駅を除き、途中の停車駅の停車時間は数分がほとんど。そのため途中駅での食料調達がほぼ不可能です。そのため、乗車前に事前に買いだめをして乗車する必要があります。
今回の乗車前に、東京駅構内並びに構外の店舗を調べた上で、以下の条件で購入することにしました。
1)お酒類は、できれば日本酒を中心にあまり飲む機会がない銘柄を選ぶ
また、複数の種類を呑み比べることができるよう、二合瓶を選定する
2)夕食は事前に別のところで済ませておき、東京駅出発後すぐに食するものは、お酒に合うつまみ類とする。
3)翌日朝食は軽くパン類に。
4)昼食は、弁当を前提として東京駅で買っておく
5)お酒以外でお茶とミネラルウォーターは、それぞれ1L分は確保しておく。
乗車時間が長いことに加えて、万が一何かの理由で遅れの発生もしくは抑止となった場合に備えて食料と飲料の確保は重要であることから、余るぐらいにたくさん買い込みました。
買った内訳については、後程紹介。
第2章:今回のしくじり
指定券の手配から食事類の買い込み、車内での過ごし方などいろいろ準備をした中で、唯一のしくじりがシャワーカードの購入でした。発車一時間以上前にいたにもかかわらず、先発する定期「サンライズ出雲」の撮影に気を取られてしまい、シャワーカードの購入列に早い順番で並び損ねてしまったのでした。並んだ時には23番目、シャワーカードは事前情報で20枚、果たして自分の3人先で「シャワーカード売り切れ~」の無常の言葉。
もっとも、自分は出雲市駅下車後は実家でシャワーを浴びれるからそこは我慢できるのですが、体験面で「列車の中でシャワーを浴びる」「サッパリして眠りたい」ことが叶わなかったことに、今回のしくじりと後悔となりました。
シャワーカードを諦め、前日に確保した個室へ向かい荷物を下ろします。発車までのわずかの時間に、発車標の撮影と店の開店準備を進めます。

出発5分前。昭和26年の運行開始から東京駅の発車票で表示され続ける「出雲」の列車名。2024.12.30 東京駅
第3章:乗車、そして開店
今回の乗車でどうしても実現したかったのが、「乗車列車を飲み屋に見立てて、一晩中飲み明かす」ことでした。
私は以前から乗車して飲食を伴う場合、列車名を店名にしてその時々のメニューによって「居酒屋」「喫茶」「食事処」といった名前を冠にして、その時に飲食したものを撮影して投稿することを行っております。それまでに乗車した列車は、通常は長くて3時間程度の開店(乗車)で、例外として「West Express 銀河」の山陰コース上りが14時間でしたが、今回は15時間越えで夜を明かす列車です。「West Express 銀河」同様、今回もお店としてオールナイト営業でもあるわけです。
22時19分。オールナイトバー 「サンライズ出雲 91号店(みせ)」の開店です。
本店たる「サンライズ出雲」は年中無休で開店(運行)時間は約12時間ですが、「91号店(みせ)」の 開店(運行)時間 919分(15時間19分)と本店より3時間以上の延長した開店(運行)時間である一方、開店(運転)日数は年に数日しかありません。見方を変えると、「West Express 銀河」よりも運行日数が少なく、乗車チャンスとしては、よりハードルが高いと思います。
発車すぐの最初の一杯目は、東京駅ビール
。石川酒造が製造しはせがわ酒店 グランクラスタ東京店限定で販売されているビールで、東京駅からの旅立ちにふさわしい一杯目です。今となってはテーブルに栓抜きはないため、わざわざ店で売っていた栓抜きもセットで購入です。事前に購入していたプラコップに注ぎ、流れゆく外の景色に向けて一人乾杯。しっかりとしていてそれでいて飲み当たりが優しく仄かな甘みが広がります。前日までは、ここ数か月続いている障害対応で状況次第では乗車も諦めなければならなかったのですが、すべてを部下や他部門関係者に託し、ここは今年一年の自分への労いとして、この一杯を愉しむことに。

今宵のオールナイトバー「サンライズ出雲 91号店」にて。最初の一杯目とおつまみ 2024.12.30
続いて、おつまみを食します。これは大丸東京店地下の食品売り場(いわゆるデパ地下)で調達。時間帯として値引きシールが貼られる時間帯(20時頃)にも重なることから、そこでちょっと贅沢なおつまみをチョイス。
・千駄木腰塚
おつまみプレート
メインは、いろいろなハム類を使ったおつまみ。特に評判とかを調べたわけではありませんでしたが、この後続く日本酒にも合うなかなか良いプレートでした。
・RF1 大丸東京店
フルーツトマトと甘トマトジェノバ風サラダ
メインのハム類と対になるようにサラダを選択。やっぱり野菜は大事だよね。
22時43分、横浜着。車掌放送から「この列車は横浜をでますと大阪まで止まりません」を繰り返しアナウンス。多分過去に何人か誤乗した乗客がいたのだろうと推測。あと、夜行「急行」列車や昼行特急では聞けない、夜行「寝台特急」列車の特徴でもある、「長区間の旅客無扱いと次の停車駅が数県先の駅である」ことの放送を久しぶりに聞くことができました。
そんな放送を聞きながら、二本目は 季節のフルーツどぶろく(林檎どぶろく) 。先ほど紹介したはせがわ酒店 グランクラスタ東京店 に隣接している 東京駅酒造場 で、全国で唯一駅構内で醸造されているお酒の一つ。

東京駅構内で製造されたどぶろく
今回の調達選定にあたって、真っ先に購入候補に決めた酒でした。ただ、最初は通常のどぶろくを想定していましたが、来店時に季節限定の「林檎どぶろく」があり迷うことに。両方買うには量が多いので思案していたところ、隣接の店で試飲(有料)できるとあり、そこで試飲して決めることに。通常のどぶろくは何となく想像はつくので、「林檎どぶろく」を選定。一口飲んだ瞬間、
「!!!」
どぶろく独特の嫌なアルコール臭はなく、仄かな林檎の香りがグラスの中からあふれ出てます。舌に乗せるとどぶろくの甘みと林檎酸味が複雑に絡みあって、
「これがどぶろく???!」
「いや、マジ旨い!!」
ここの試飲でもっと呑みたかったのですが、そこは我慢して続きはこのサンライズ内で、購入に至った次第です。
さて、購入したボトルを持って改めてサンライズ内で開封。どぶろくらしく発泡もしっかりあり新鮮さ抜群。そしてコップに注ぐと、一般的などぶろく以上にドロッとしています。先ほどの試飲を思い出しつつ、改めて一献。私自身、どぶろく自体はどちらかと言えば飲まない方で、最近通っている某店でたまに勧められるものを呑むぐらいでした。今回はまったくノーマークだったことで、オールナイトバー「サンライズ出雲 91号店」一押し、かつ2024年を締めるに相応しいお酒となりました。いや~、旨い。つまみにチョイスした千駄木腰塚のハムともよく合います。
第4章:店(車内)の散策と昭和へのタイムスリップ
0時を回る前に車内を散策。列車の走行音が通路に聞こえているところが、通常のホテル宿泊との最大の違いです。ノビノビ座席組もカーテンを閉めて眠りについており、静かなものです。全車通してソロで2室の空があったものの、それ以外の席は満室。ソロ2室は本当に直前になって乗車できなかった個室なんだろうなと。とは言え、こうした本当の直前狙いでの個室を確保はなかなか厳しい。一方でノビノビシート確保組であればアップグレード狙いで確保という点では、発車直前まで発券せずに探すことはありではないでしょうか。
シングルデラックスは、本当に1か月前10時発売でしかも窓口でないと取れないことは痛感しましたが、ここまでくるとサンライズ出雲91号もしくは92号でのシングルデラックスに乗りたいものです。
席に戻り、再び呑みへ。お惣菜系おつまみは大体食しており、ここから日本酒&軽いおつまみ系の追加。
まずは、加茂錦 BRILLIANCE 播州山田錦(レシート記載は純大黒ラベル180)。 加茂錦酒造は、新潟の日本酒の中で最近注目されている酒蔵です。はせがわ酒店で、180mm瓶の陳列の中にこの商品があり、とは言え事前情報なしでラベル買いとなった一本。林檎どぶろくとともには真逆の、新潟の日本酒らしくすっきりとして、それでいて後口がしっかりした味です。続いては、上喜元 レトロラベル瓶特別純米酒 酒田酒造。こちらは山形のお酒。山形のお酒はあまり縁がなく、ただこの銘柄は聞いたことがあったので、これを機会に購入。先ほどの「加茂錦」とは異なり、どちらかと言えば甘目(フルーティー?)でありつつも、やはり後口はさっぱりとしていい意味で残っていかない、いい感じの一杯。意識したわけではありませんが、後半戦のおつまみにもよく合う一酒でした。
一方、後半戦の軽いおつまみ系は、紀伊国屋 のもの で以下を購入。ここの店は、おつまみ以外にも様々な食品類も充実しており、ノンアルコール飲料を求めるなら、ここがよいかも。それはさておき、軽いつまみとして「これ絶対美味いヤツ」と約束されたものを選定。
1)おつみまになった岩下の新生姜
昨年の大井川鐡道ビール列車の際にコンビニで見つけて食してからのファン。今回も購入
2)井上食品の「ゆず七味チーズ」
「ゆず七味」の時点で直感的に「これ美味しいヤツ」と、初購入。
3)菊正宗の「酒粕漬けうずらの卵」
日本酒のアテとして、これも直感で初購入。
これらのお酒とおつまみで、呑みを継続。とはいえ、やはり日中歩き続けたこともあって疲れがここで現れ、ちょっと仮眠を挟みます。朝が遅いこともあり、「適当に起きてまた呑む」ことが許される貴重な店(列車)であり、これもまた経験です。

今宵のお酒と軽いおつまみ。2024.12.30 サンライズ出雲91号
2時23分、浜松停車。ここまで途中横になって寝て、起きて呑む。家呑みのノリであるが、走行音とその揺れが良い感じでホロ酔いにさせます。 大井川鐡道のビール列車以来の幸せな時間です。今回の個室はサハネ285-1の6号車9番でちょうど台車の進行方向前にあたりましたが、思っているほど台車からの走行音は少なく、階下で台車近く故に揺れも少ないようです。
呑みとおツマミに夢中になっていたところで「そういや、この個室は喫煙可能だったわ」と思い出し、ここで深夜の遅い時間に煙草で一服。ふと「列車内の喫煙の写真って今しか撮れないのでは?」と思い、安全に配慮しつつお酒とともに一枚。

酒と煙草と夜行列車。2024.12.31 サンライズ出雲91号車内
かつて列車内での喫煙というのは、ごく当たり前のことでした。各シートには灰皿が設置されており、駅でのポイ捨ては日常の風景でもありました。昭和から平成へと時代が変わり、煙草は健康に害するものとして規制が強まり、列車内は全席禁煙化と駅構内での喫煙も灰皿撤去によって禁煙化(特別に設置した喫煙ルームは除く)が進みました。そのような中で、長らく喫煙ルームを堅持していた東海道山陽新幹線がコロナ過を経て完全禁煙化を実施したことと近畿日本鉄道の優等列車の喫煙ルーム廃止により、2025年1月1日時点列車内で喫煙ができる列車は「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」のみとなりました。

日本鉄道史上、たぶん最後の列車灰皿となる?シングルの灰皿。
かつては「JNR」の刻印付きの灰皿だったが、現在の灰皿は運行開始当初から、明らかに自動車用のそれを流用している。
ここまで、外を眺めて違和感を感じていたことがあって「あ!そうだ」と気が付いたのは、離合する貨物列車がいないことでした。理由は、製造系工場の大半が年末休暇に入ったことで出荷する部品や製品がなく、物流もほとんどがそれに合わせている昨今なので、そうしたものを運ぶために設定されている貨物列車の大半がウヤになっていることでした。このあたり、年末年始やお盆休みなどの長期休暇の時期ならではです。
一方で本列車だけでなく、並行する東海道新幹線は線路容量限界に近い本数の列車を設定することで私のような帰省組の利用に応えておりますが、こうした繁忙期の運行を支える各旅客鉄道会社の方々には敬意を表する次第です。深夜に途中の運転停車で乗務員さんが、乗務を終えて戻る姿が見えましたが、こうした方々の支えあっての本列車であることに感謝しつつ、ここでも一献。
最後のアルコールは、モンデ酒造 プレミアム缶 ワイン白。ワインは元々購入するつもりでなかったのですが、コップ確保のために購入。昔はワインを主体的に呑むことがなかったのですが、サイゼリヤでの白ワインにハマって以降ワインも呑むようになり今回もその延長で購入。これもノーマークでの購入でしたが、なかなかどうして美味しいじゃないですか。リンク先の商品紹介にもありますが、食を選ばずどこでも手軽に呑むことに重きにおいており、故にこうした列車の移動で呑むのが最適解かもしれません。
第5章:心のリセットと故郷(ふるさと)「出雲」の空
午前3時。豊橋を出発し、窓を大画面モニターに見立てて、走行音の奏でるリズムに流れていく灯りを見ながら、心を空っぽにボーっと眺める、贅沢なひととき。
「今年は頑張り過ぎたから、来年は頑張らずに酒を呑もう。」
「頑張らずに酒を呑もう」。このフレーズは、チャンピオンクロスで連載中の「今日もビールでがんばらない~ユイとケイのカンパイリセット~」のタイトルに触発されて浮かんだ一言でした。
2024年も多忙を極め、体調を崩すこともしばしば。8月のビール列車以降も休まることなく、この日を迎えました。そんな中で、同じくチャンピオンクロスで連載中の「はるかリセット」からのおすすめで紹介されたのが、本作品でした。この作品は、様々なビールとお店を紹介する一話完結形式の漫画で、普段は日本酒呑みの自分でもビールが飲みたくなる楽しい作品です。

「今日もビールでがんばらない~ユイとケイのカンパイリセット~ 原作:阿羅本景 漫画:別所ユウイチ」第一話より」
※画像をクリックすると該当話へ移動します。読むにはチャンピオンクロスへの登録が必要です。
一方「はるかリセット」は、「心のリセット」を主眼に、食事だったり旅行だったり風呂だったり、様々な手段で「リセット」を実体験する作品です。この作品では第13話で「サンライズ瀬戸」が登場し、香川まで行って讃岐うどんを食べて帰る話がありました。
「はるかリセット 原作/漫画:野上武志 第13話:ようこそ!うどんの国へ」より
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第128話と第129話では出雲地方を題材にしたお話でしたが、個人的に感激したのは、出雲の空と雲の表現でした。

いずれも「はるかリセット 原作/漫画:野上武志 第129話:後部座席からの景色」より
※画像をクリックすると該当話へ移動します。読むにはチャンピオンクロスへの登録が必要です。
感想を書いて、直接野上先生からリポストされるとは思わなかった。
私が出雲地方のことを紹介する時に力説しているのは、
「出雲の空は高い」
ことです。それを認識したのは、現在住いを構えている北陸某所の空との比較でした。同じ日本海側であるにも関わらず、神有月である10月から11月にかけての空を見上げると、出雲の空のように雲が沸き上がるような光景が見られません。また、12月から3月にかけては晴れが少ない時期でありますが、たまに雲の切れ間から差し込む光が照らす「天使の梯子」が出雲地方ではよく見られる一方、北陸地方ではそのような雲の沸き上がり方や切れ間が少なく、見えても近い距離で見れません。私にとっての原風景でもある「天使の梯子」「沸き上がる雲と高い空」を作品の中で表現したことに、いたく感銘をうけたものです。

正月の出雲大社へ向かう途上での一コマ。2025.1.3

「天使の梯子」が出雲大社に架かる。この雲の沸き上がりと光の差し込みが、他の日本海地域で中々見ることができない。2025.1.3

出雲大社の初詣帰りにて。16時以降からの日の入り方に展開される「やくもブロンズ」色の原点が、分単位で展開される。2025.1.3
正月三が日は久々に天気が良い予報と聞き、そんな空が期待できると思いながら時計を見ると午前4時。せっかくの夜行列車なので、ここで本格的な睡眠をとることにしました。